それでもかぶはぬけません

それでもかぶはぬけません

職場改善活動というしょうもない活動をいつまで続けるつもりなのか?

こんばんは、にこりっち9です。

みなさん、職場改善活動って知ってますか?

「職場改善活動」でググると結構ヒットするからわりとやっているところは多い気がします。

要は自分の所属しているグループで困ってることとか非効率なことを改善していこうっていうチーム活動なんですけど、これがまたどーしようもなく不毛な活動なんですよ。

 

大抵こういう活動って若手がリーダーに任命されてやらされるんですけど、今回私の番が回ってきた怒りで書いています。

 

 

職場改善活動とは?

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まず私の会社でやっている職場改善活動は冒頭に書いた通り、グループで困っていること、非効率なことを改善していこうという活動です。

 

半期ごとにテーマとリーダーを決めてマネージャーグループごとの小集団で活動をしていきます。

リーダーは毎月進捗状況を資料にまとめて提出したり、進捗を会議で発表したりとクソめんどくさい仕事がいっぱいです。

 

当然リーダーなんて誰もやりたがりませんし、普段の仕事が忙しいから改善活動自体に積極的に参加してくれる人なんてほとんどいません。

 

そう、マネージャーを除いて

 

マネージャーがなんでこんな活動にやる気を出しているかって?

マネージャーは職場改善活動の成果がボーナスに影響するんですよ。

 

そりゃ、やれってうるさく言いますよね。

 

結局、私たち平社員はマネージャーのボーナスを上げるために頑張っているだけです。

改善活動を頑張った本人達にはなんの恩恵もありません。

 

二言目には定量的な目標を出せと言われる

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それでも本当に何かが改善されるならまだやってもいいと思いますよ。

 

でもね、改善活動の目標は必ず定量的な目標が必要になってくるんですよ。

二言目には必ず定量的な目標を出せってね。

 

こうなると定量的に結果が評価しづらい改善テーマは取り組みづらいから、評価しやすいテーマに変えたほうが楽になります。

結果的に本当にやりたかったことはできずに結果が見えやすいテーマに走りがちなんですよ。

 

さらに考えることはみんな一緒なんで同じようなテーマばっかり出てきます。

勉強会何回開催したとか、スキルマップ作って目標レベルまで達成したとか、何時間作業を短縮したとかね。

 

人事評価でも必ず定量的な指標が求められますが、要は評価する側が判断しやすいだけです。

 

不必要な活動を廃止にするためには根拠が求められる

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無駄をなくせとか非効率なことを改善していこうとか言うわりには無駄な会議をやめようとか無駄な資料を作成するのはやめようって提案すると、大抵根拠を示せと言います。

 

こういう場合、まともに根拠を示しても相手の固定観念を覆すことは難しいので、受け入れられることはないと思った方がいいです。

 

不思議ですよね。

改善のために新しく何かを始めるときは完璧な根拠がなくてもとりあえずやってみろって感じになることが多いです。

その活動が全くの時間の無駄になるかもしれないのに。

 

しかし、これまでやってきたことをやめようと言い出すと途端に完璧な根拠を求めだします。

これまでやってきたことが本当に必要なことなのかわからないのに。

 

なぜ新しく始めるときと同じ感覚でとりあえずやめてみようとならないのでしょうか?

もし、やめてみて仕事がうまく回らないとわかれば再開すればいいだけの話だと思います。

 

まとめ

古くからの企業に勤める社員にはいまだにこういう古臭い考えを持つ人が多いです。

 

幹部クラスはいまだに休日にゴルフの付き合いができない奴は何をやってもダメみたいに言ってますからね。

 

もはや違う生き物レベルで考え方が違うような気がするので、まともに意見を交わしてもわかり合えないんじゃないかなぁと思いました。

 

 

ドルトムントがバイエルンに惨敗。バイエルン一強の終わらない悪夢

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こんばんは、にこりっち9です。

昨日、DAZNの1ヶ月間無料体験に登録してブンデスリーガのドルトムントVSバイエルンを観ました。

首位バイエルンと2位ドルトムントの直接対決というビッグマッチで香川真司がスタメン出場ということで楽しみにしていたんですが、結果は1-3でドルトムントの惨敗でした。

 

今季からドルトムントを率いることになったボシュ監督の元では香川真司のスタメンの座は確実なものとは言えませんでした。

ライバルであるドイツ代表のゲッツェとスタメンの座を争う形になっています。

そしてバイエルンとの大一番ではドイツ代表のゲッツェを押しのけて、香川がスタメンを勝ち取ったのでアピールになる活躍ができればよかったのですが残念ですね。

 

 

バイエルンとの一戦から見るドルトムントの問題点

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ドルトムントとバイエルンの一戦はブンデスリーガの強豪チーム同士の優勝争いであるはずですが、相当な実力差を感じました。

 

しかしマッチデータだけを見るとシュート数はドルトムントが上回っていますし、その他のデータもほぼ互角のように見えます。

 

https://www.whoscored.com/Matches/1201945/Live/Germany-Bundesliga-2017-2018-Borussia-Dortmund-Bayern-Munich

 

しかし、実際にはバイエルンがチャンスを確実に決めて、1-3という結果になりました。

 

ドルトムントは選手間の戦術理解が統一されていないように見えました。

昔のドルトムントのように連動した攻撃は一切見られず、前線には選手が揃っているのにスペースがなくて常にパスの出し先に困っているような印象でした。

結局パスで崩すことができないため、カウンターかプリシッチのサイド突破に頼るしか方法がないといったかんじです。

 

また、ドルトムント選手の前線からのプレスは少なかったように思います。

一度、香川のボールカットからチャンスを生み出したシーンがありましたが、それ以外に有効だったプレスはほとんどなかったと思います。

 

ボシュ監督は4-3-3というフォーメーションを多様していましたが、今回は4-4-2というフォーメーションをとりました。

 

4-4-2と言えば、近年シメオネが率いたアトレティコやプレミア優勝を果たしたレスターなどが用いた超守備的カウンター戦法として有名です。

これらのチームが用いた4-4-2の特徴は2人のFWが豊富な運動量で前線からプレスをかけまくるのが特徴です。

 

なぜボシュ監督は4-3-3を諦めて4-4-2に変更したにも関わらず、前線からのハイプレッシャーをかけなかったのか疑問が残ります。

 

ボシュ体制のドルトムントは無冠の危機

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今季のブンデスリーガはアンチェロッティ前監督が率いるバイエルンが珍しく序盤から勝ち点を落としていたため、リーグ序盤に首位を走るドルトムントはリーグ優勝の大チャンスでした。

 

しかし、バイエルンはCLでパリサンジェルマンにボコボコにされた後、アンチェロッティ監督を解任して、長年バイエルンを優勝に導いてきた名将ハインケス監督を呼び戻しました。

そしてハインケスによって再生されたバイエルンは監督交代してから現在まで全勝しています。

 

一方のドルトムントはというとCLではグループリーグの4戦やって勝ち星なし

グループリーグ3位に与えられるEL参加すら危うい状況です。

 

また、リーグ戦は序盤こそ良かったものの、ここ最近で勝ち点を落としまくって3位まで転落しています

 

そしてドイツ杯はこれまで順調に勝ち抜いてきましたが、次の対戦相手がバイエルンという絶望的状況です。

 

このままドルトムントが無冠に終わりCL圏内の順位すら逃せばボシュ監督は確実に解任されるでしょう。

こうなるとドルトムントのトゥヘル前監督が戦術面でいかに優秀だったかがわかりますね。

性格面に問題さえなければ解任されなかったのに・・・もったいないですね。

 

ブンデスリーガは再びバイエルン一強時代に戻る

ドルトムントが不調というのはブンデスリーガにとって結構重大な問題です。

2011-12シーズンのドルトムント優勝を最後にブンデスリーガは5シーズン連続でバイエルンが優勝しています。

 

ちなみに2010-11シーズンに香川真司がドルトムントに加入してブンデスリーガ優勝、さらに翌年の2011-12シーズンも香川は攻撃の要として奮闘してリーグ2連覇に導いています。

当時がドルトムント黄金期だったことを考慮しても、マンチェスターユナイテッドに移籍する前の香川がいかにすごかったかを物語っています。

 

ちなみにブンデスリーガは昔からバイエルンが飛びぬけて強く、過去の優勝回数を見てもダントツ1位です。

 

<ブンデスリーガ優勝回数>

1位:バイエルン・ミュンヘン(27回)

2位:1.FCニュルンベルク(9回)

3位:ボルシア・ドルトムント(8回)

 

しかし、5シーズンも連続でバイエルンが優勝し続けることなんてこれまでなかったことです。

 

黄金期のドルトムントが強さを維持できなかった理由

黄金期のドルトムントが強さを維持できなかった理由はチームの主力がビッグクラブに移籍してしまったことが原因です。

 

ドルトムントはブンデスリーガの中では強豪チームですが、世界的に見ればビッグクラブとしての実績に乏しいので、優秀な若手の草刈り場になってしまうのはある程度仕方ないと思います。

 

しかし、問題は移籍した選手のうちレヴァンドフスキ、フンメルス、ゲッツェがバイエルンに移籍していることです。

サッカークラブの収入ランキングを見るとわかる通り、バイエルンの収入はドルトムントの2倍以上あります。

 

www.soccer-king.jp

 

さらにドルトムントは過去に経営破綻寸前まで追い込まれたことがあるため、高額の選手と契約したり年俸の高い選手を抱え込むことができません。 

 

そういった理由からもドルトムントで活躍した選手がバイエルンに流出することを防ぐのは難しいのですが、これがブンデスリーガの悪循環を生んでいます。

 

ブンデスリーガの悪循環

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バイエルンに移籍する選手の中にはタイトルを獲得したいからという理由を語る選手がいます。

プロサッカー選手であれば誰しもキャリアの中で優勝を経験したいでしょうから仕方ないのでしょう。

 

中にはバイエルンからのオファーがあったにも関わらずドルトムントに残ったロイスやセリエAで生涯ローマ一筋だったトッティみたいな選手もいますが、そこまでのクラブ愛を示せるのは珍しいパターンでしょう。

 

しかし、当然各チームの主力級の選手がバイエルンに移籍すれば、その分ブンデスリーガの競争力が落ちるので、どんどんバイエルン一強は進むばかりです。

 

こういった問題は別にブンデスリーガに限った話ではなく欧州中堅リーグにはよくある話なんですが、リーグが一強になるとUEFAリーグランキングが下がるという問題が発生します。

ブンデスリーガは一時期UEFAリーグランキング2位につけていましたが、近年のCLやELでのドイツチームの不振により4位まで後退しています。

 

www.theworldmagazine.jp

 

UEFAランキングが1位~4位までのリーグはCLに上位4クラブが出場できます。

一方で5位~6位のリーグはCLに上位3クラブ(ELは3クラブ)までの出場となっています。

 

ブンデスリーガは4位につけているのでまだCLに4クラブ出場できますが、現在5位のリーグアン(フランス)に抜かれるとCLに3クラブまでしか出場できなくなります。

 

ブンデスリーガとリーグアンはだいぶポイント差があるため、すぐに抜かれる心配はないでしょうが、ブンデスリーガのチーム競争力がなくなりCLやELの舞台で勝てるチームが少なくなれば今後抜かれる可能性もあるでしょう。

 

まとめ 

ブンデスリーガでバイエルンに並ぶビッグクラブが生まれるとしたら今のところドルトムント以外には考えられません。

 

一時期はレバークーゼンやシャルケなどもブンデスリーガの強豪クラブとして有名でしたが、近年はいまいちぱっとしません。

また、ここ最近ではレッドブルの資金力で急激に力をつけてきたRBライプツィヒがブンデスリーガに旋風を巻き起こしていますが、第2のマンチェスターシティやパリサンジェルマンになれるかはまだわかりません。

 

ドルトムントには一皮むけてブンデスリーガの二強としての確固たる地位を築いて欲しいものです。

 

 

努力を継続できる人とできない人の違いとは?

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こんばんは、にこりっち9です。

少年漫画なんかによくある努力キャラが必死に頑張って天才キャラを上回る展開ってすごく熱いですよね。

ドラゴンボールの悟空とベジータ、ナルトのロック・リーと我愛羅みたいに天才VS努力はだいたい名勝負になります。

でも、努力=凡人みたいなイメージがあるけど、努力で成功できるのも一種の才能だと思うんですよ。

サッカーの本田圭佑も努力について持論をツイートしています。

 

 

本田圭佑がよく努力の大切さを語るのは自分自身が天才ではなく、努力で這い上がってきたからだと言われています。

とはいえ本田さんの場合は中学時代にガンバ大阪のジュニアユースに所属していたくらいですから才能はあったのでしょう。

単純にプロに上がるような人の中では才能がない部類だったというだけでしょう。

 

こんな風に書くと努力を続けるのも才能だし、トップレベルで成功するためには努力+元々の才能がないといけないから凡人は絶望するしかないじゃん!って思いますよね。

 

でもね、本田さんの言う「努力が人よりも続けられる人」っていうのはちょっと工夫すれば、凡人でもなれるんじゃないかと思うんですよ。

 

 

継続は人生のテーマ

過去の記事で経験上マジでやめとけってことを書きました。
www.nikorich9.com

 経験上マジでやめとけってことの内容にやめるのをやめとけ!って書いたんですよね。

 私自身、超飽き性で一つのことを続けるのが苦手だったんですよね。

 

思い返してみれば、3年以上続けられたことなんて学校とバイトと仕事だけ。

部活もサークルも途中でやめたし、趣味も長く続けられたことがなかったんですよ。

 

昔はそれでもあんまり深刻に考えたことはありませんでした。

やりたいことはいっぱいあるし、一つのことに何年も集中するなんて最初から考えてなかったですからね。

そうやって自由気ままに生きてきた私はかなり浅い人間になりました。

 

今は継続することの大切さがわかり、どうすれば努力を継続できるかということが人生のテーマになりつつあります。

そんな私の経験をもとになぜ継続ができないのかを考えてみました。

 

努力を継続できない理由

ぶっちゃけ努力が継続できない理由を一言で済ますと忍耐力不足なんですよね。

 

ただね、ブラック企業みたいになんでも忍耐力不足って言えば簡単だけど、忍耐力なんて結局はキツイけど耐える力がついたってだけですよね?

そんな脳筋的な発想だとキツイことには変わらないので根本解決はしないんですよ。

 

だからまずは継続できずに途中でやめてしまう心理を考えてみないといけません。

なぜ途中でやめてしまうのでしょうか?

当たり前だけど、大抵の人は続けるのが楽しくなくなったりとか辛くなってやめるのでしょう。

 

それではなぜ楽しくなくなったり、辛くなってしまうのでしょうか?

理由はいろいろあると思います。

 

ゲームだったら対戦相手に勝てなくなってやめるとか。

筋トレだったら風邪をひいて休んでいるうちに面倒くさくなってやめるとか。

部活、サークル、バイトだったら、人間関係の問題で嫌になってやめるとか。

 

これ全部私の経験談なんですけど、どうすれば継続できていたのかを考えてみました。

 

努力を継続させるための2つの秘訣

努力を継続させるためには2つの工夫が必要だと考えています。

成長を鈍化させないこと

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格ゲーのプロゲーマーとして有名な梅原大吾は上達する前に「ゲームに飽きた」と言って投げ出してしまうプレイヤーに対して、次のような名言を残しています。

 

「ゲームに飽きた」って言うんですけど、これは違うんですよ。ゲームに飽きたんじゃない、成長しないことに飽きたんです。

 

好きなことをやっていても同じことをやり続けていれば誰でもいつかは飽きてしまう。

自分を飽きさせないためには成長を実感することが不可欠であると語っています。

 

問題は日々成長を実感するというのが非常に難しいということです。

初心者のうちは成長するためにやれることがいくらでもあるし、結果としても目に見える形で伸びていきやすいので、モチベーションの維持はそんなに難しくありません。

 

しかし、ある程度続けていれば目に見える形で成長を感じることは難しくなります。

日々成長を実感するためには同じことをやり続けてルーチンワークにさせないことが重要になってくるのではないでしょうか?

 

新しい試みを取り入れていくことで日々変化を感じて新鮮な気持ちを忘れないことが大事ですね。

 

壁にぶつかったときに心が折れないこと

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壁にぶつかったときに乗り越えろなんて立派なことは言いません。

 

就職活動の面接だったら壁にぶつかったときに乗り越えてきた成功談を求められるのでしょうが、正直乗り越える必要なんてありません。

 

壁にぶつかったときに心が折れなければいいだけです。

 

必ずしも目の前の問題を直視する必要はないし、ときには壁を迂回して進んでもいいのです。

人間関係なんて頑張って解決しようとしたってうまくいくとは限らないし、逆に何もしなくても時間が解決してくれることはあります。

 

そのときどれだけ頑張っても解決できない問題でも放っておけばあとで解決できるようになることって意外に多いのです。

例えば、どうしてもわからないバグの原因が次の日になったらすぐに解決したなんてことはよくあります。

これはSEにとって常識とも言える話で、徹夜で原因究明するよりもゆっくり休んで頭をリフレッシュさせる方が効果的という話です。

 

クソ真面目だったり完璧主義だったりするとどうしても解決してからじゃないと次に進めないとか、一つでもできないことがあるのが気持ち悪くて、むきになって解決しようと躍起になるわけです。

その結果、どうしてもうまくいかないとわかると心が折れて、すべてが嫌になって投げ出してしまうんですよ。


心が折れて投げ出してしまうくらいなら目の前の問題から目をそらしたり、時間が解決するのを待つことも大事ということです。

 

情報を知りすぎない方が継続できる

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何かを上達しようとしたとき多くの情報を仕入れて早く上達しようと思う人が多いと思います。

できるだけ少ない労力で早く上達したいと思えば当たり前の行動だと思います。

 

しかし、この情報を集めるという行為が実は継続を妨げる可能性があります。

 

今やネットで調べればあらゆるノウハウは転がっているので、効率的に成長しようと思えばいくらでもできます。

しかし、そうした情報収集と実践は労力がいるため熱が入っているうちはいいのですが、熱が冷めてくると非常に面倒くさくなってきます。

また、いろいろな知識を入れすぎてそれが邪魔をする可能性もあります。

 

ベストにこだわりすぎることに注意!

先人の技術的な教えはあくまで先人達があらゆる試行錯誤のなかで獲得したものです。

試行錯誤の中で洗練されたベストな手法が紹介されているんです。

 

問題は初心者がいきなりベストにこだわってしまうとハードルが上がって実践できなくなるという点です。

 

私はそういう失敗を何度もしてきました。

 

何かを始めるときまず技術論を知るのが好きで、実際に手を動かすよりもどうすれば努力する方向を間違えずに効率的に成長できるかばかり考えていました。

しかしそうやってベストにこだわった結果、ベスト以外を認めないという気持ちが継続するための心理的なハードルを上げてしまい、自分の首を絞めていくようになるのです。

やがて継続自体が苦しくなりやる気をなくしてしまうパターンを何度も経験しました。

 

冒頭で紹介した本田圭佑のツイートに「努力の方法が分かってる人は大きく成功できる」とあるように方法論を知ることは大きな成功につながることであることは間違いないんですが、そもそも「努力が人よりも続られる人」になることが前提なんです。

 

努力の方法をいくら知っていたところで継続できなければ、何の意味もありません。

 

プライドの高い人間は要注意!

前述したようなベストにこだわりすぎて挫折するのはプライドが高かったり、自己愛が強い人が陥りやすいので要注意です。

要は下手な自分を認めたくないっていう心理があるんですよ。

 

私が大好きな映画「何者」の主人公は劇中で次のように語っています。

「頭のなかにあるうちは、いつだって、なんだって、傑作なんだよな。お前はずっと、その中から出られないんだよ。」

 

何者

何者

 

 

発表しないで自分の中で温めているうちは無限の可能性があるんですよ。

でも発表してしまえばどうしても評価されてしまうから自分の才能が判断されてしまいます。

それが怖いからいつまでも自分の中で温め続けて、次第にクオリティが低いものを発表して失敗するくらいなら発表しない、やらないというスタンスをとるんです。

 

そうすれば、自分の才能が傷つくことはないですからね。

あくまで才能がなかったわけではなく、他に興味が移ったとか忙しいとかいろいろ理由をつけて自分が傷つくことを避けたいだけなんです。

 

勉強も大事だがなにより実践が大事

何より大事なことは早く成長するために勉強することではなく実践することです。

例えば、ブログだったら初心者のうちは1つの記事に時間をかけてものすごくクオリティを高めていくよりも数をこなすことが大事だと思います。

 

もちろんいつまでも数をこなしているだけでクオリティが上がらないのはまずいけど、クオリティの高いものをちょっとだけ作って燃え尽きるくらいなら、クオリティが低くても恐れずに数をこなすことが大事だと思っています。

 

マイペースに自己流を貫く人は長持ちする

あくまで私の感想ですが、ノウハウを集めることにこだわらずマイペースに自己流でひたすら実践を繰り返す人は長持ちする傾向にある気がします。

そしてこういうタイプの人は寓話「ウサギとカメ」に出てくるカメのように鈍くても着実に実践し続けることでウサギを追い越すんです。

 

なぜこういったマイペースに実践を繰り返す人は長く継続ができるのでしょうか?

2つ理由があると思います。

 

ゆっくりと成長できる

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それはゆっくりと成長できるからではないでしょうか。

モチベーションを維持しやすいのはゆっくりと階段を上るように成長していくことだと思います。

 

逆に一気に爆発するように成長するタイプはモチベーションの管理が難しいと思います。

急激な成長の後に待っているのは成長の鈍化や現状維持、はたまた下降線を辿ることがほとんどなので、モチベーションを維持するのが非常に難しい。

 

一発屋と言われるように一気にブレイクした芸人やタレントがその後成功し続けるのが難しいのも同じ理由でしょう。

 

不必要な感情に左右されることがない

もう一つの理由は余計な情報を知ることがないため、上を見て絶望したり嫉妬したりすることが少ないのではないでしょうか。

自分がどれだけゆっくり歩んでいるかを知る由もないということです。

 

人間は嫉妬深い生き物だから成功している人をみたら羨ましく思うわけですよ。

自分より早いスピードで成長していたら羨ましいし妬ましいわけで、情報を制限することでこういった不必要な感情に左右されることもないのも長続きする理由ではないでしょうか。

 

まとめ

結局何が言いたかったかと言うと

  • 努力を継続するためには成長を鈍化させないこと
  • 努力を継続するためには心が折れないように気を付けること
  • 初心者のうちはノウハウにこだわらずに実践すること
  • ゆっくりでもコツコツ実践を繰り返す人は成功する

 

偉そうに書きましたが、私もこれといって大きな成功体験があるわけではないので、ここに書いたことは自分自身への戒めです。

 

最近忙しくて平日にブログの更新ができていなかったので、そのままフェードアウトしてしまわないように気を付けたいと思ってます。

ブログも1年以上続けられたら少しは自信がつくかもしれないので、頑張っていきたいですね!

 

 

ブレードランナー2049の感想とレビュー!賛否両論の名作SF続編

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こんばんは、にこりっち9です。

日本公開初日の今日、ブレードランナー2049を観てきました!

前回の記事でも書きましたが、私はブレードランナーの大ファンなのでかなり1作目に対する思い入れが強いです。

nikorich9.hatenablog.com

そんなわけでわざわざ日本公開初日に有休を取って、梅田のTOHOシネマズで朝一10:00の回で観てきましたよ。

3D音響のDOLBY ATMOSシアターで観たので、通常料金より200円高かったです。

ブレードランナーと言えば一作目の公開は1982年ということで、35年前の作品なんですね。

当時リアルタイムで観ていた人達は少なくとも40代後半以上ってすごいですよね。

こんなに1作目と2作目の間が空いている作品も珍しいんじゃないでしょうか?

初日の朝一から来場していたのやはり当時のコアなファンが多いのかかなり年配の方が多かった印象です。

 

 

あらすじ


映画『ブレードランナー 2049』予告2

 

2022年にアメリカ西海岸で大規模な停電が起きたのをきっかけに世界は食物供給が混乱するなど危機的状況を迎える。2025年、科学者ウォレス(ジャレッド・レトー)が遺伝子組み換え食品を開発し、人類の危機を救う。そして、元捜査官デッカード(ハリソン・フォード)が突然行方をくらませて以来30年の月日が流れた2049年には、レプリカント(人造人間)の寿命に制限がなくなっていた。

シネマトゥデイ (外部リンク)

 

簡単に説明するとブレードランナーの世界には人間に反抗的なレプリカント(人造人間)を始末する職業ブレードランナーが存在します。

今作の主人公は自身もレプリカントでありながら、ブレードランナーの職業に就いています。

そんな主人公がブレードランナーの任務をこなす中で自分の出生について疑問を持ち始め、同じく過去にブレードランナーだったデッカード(ハリソン・フォード)を探し当て、自分の出生の秘密を解き明かすというストーリーです。

 

前作と異なるのは人間vsレプリカントという単純な対立構図になっていないことです。

本作では科学者ウォレス一派vsレプリカント解放軍vs警察という3つの対立構図があるためストーリー展開が少々複雑になっています。

 

さらに今作の主人公はレプリカントでありながらブレードランナーとして人間の組織する警察に属していたため、また話が複雑になってくるのです。

 

評価と感想

私は前作からのファンなので最高に面白かったです!

しかし世間の反応を見るとだいぶ賛否両論になっているようですね。

 

前作ファンなら最高に楽しめる内容

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少なくとも前作ファンであれば最高に楽しめると思います!

私の場合、1作目に対する思い入れが強すぎる分続編のハードルが上がって楽しめないことを懸念していましたが、そんな心配をする必要は一切ありませんでした。

 

前作からはデッカード、レイチェル、ガフが登場するうえ、敵役のプリスによく似たキャラも登場します。

前作を匂わす演出やおなじみの世界観が味わえるのは続編ならではの楽しみですね。

 

前作を知らないとチンプンカンプンになる

 でも、世間的に賛否両論になる理由もわかります。

とうのも今作から入る人にとっては敷居が高すぎるんですよね。

1作目の設定や登場人物を知っていないといまいちピンとこない内容や説明のない専門用語が多すぎるので、今作を初めて観る人は確実に意味がわからんってなると思います。

 

もともと1作目ですら説明が少ないと言われたSFオタク向けの映画です。

謎の世界観と説明の少ないストーリーからファンの間で議論を巻き起こし、じわじわと有名になったのです。

日本でもエヴァンゲリオンが同じような手法で人気を博しましたね。

 

これでも前作に比べるとだいぶ説明が多くて理解しやすいよう作っている努力は感じるんですけど、1作目からの引継ぎ設定が多すぎるというのが辛いですね。

しかも35年前の作品ともなれば、新規ファンを取り込むのは難しいでしょう。

 

ブレードランナーシリーズは世界観がすべてと言ってもいいぐらいの作品なので今作を観て細かいことはわからなくても世界観に惹き込まれたら、前作を観てみればいいと思います。

 

 

以下、ネタバレを含みます。

 

ブレードランナー2049のみどころ

三つ巴の対立構図

今作では科学者ウォレス一派とレプリカント解放軍と警察という3つの組織がそれぞれの目的をもって主人公Kを利用しようとします。

まずはそれぞれの組織の目的を整理していきましょう。

科学者ウォレス一派

科学者ウォレス一派の目的はタイレル社が開発したレプリカントに備わっていた生殖機能の秘密を手に入れることです。

そのためにはレイチェルの娘の居場所を知る必要があったため、デッカードを捕まえて拷問にかけようとしていました。

レプリカント解放軍

ウォレスにレプリカントの生殖能力の秘密がばれると、ウォレスに逆らうことができないネクサス9が増殖して一気に支配されてしまいます。

いかなる手段を使ってもレプリカントの生殖能力の秘密が知られてはならないため、デッカードを殺害しようと企んでいました。

警察

人間の組織する警察にとってはレプリカントに生殖能力があることが知れ渡れば、レプリカントが増殖して人間の手に負えなくなります。

そうなる前に生殖能力があるという事実を潰す必要があり、レイチェルの娘を抹殺しようとしていました。

 

ホログラムが発達した世界

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ブレードランナーの見どころと言えば、やっぱり斬新な近未来の世界観です。

前作ではビルの壁面がどでかい液晶広告になっていて、「強力わかもと」の文字とともに映る芸者のインパクトはすごかったですよね。

 

今作で目を惹く演出はホログラムです。

巨大なホログラム広告は視覚的にもインパクトがあったし、そのホログラムが街を歩く主人公Kに語り掛けてくるという演出はかなり未来感がありました。

 

しかもこのホログラム広告の女性はホログラム彼女のような商品として売り出されていて、主人公も購入してどっぷりハマっています。

ホログラム彼女のジョイを好きになりすぎて、家だけでなく外出先でも一緒にいられるようにモバイル機器まで買ってしまうほどにハマっているんです。

 

下の画像で助手席にいるのがホログラム彼女のジョイです。

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ホログラム彼女との愛の形

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主人公Kとホログラム彼女ジョイは本気で愛し合っている様子が描かれています。

しかし、ホログラムゆえにお互いに触れることはできないのが辛いところ。

 

主人公宅にスパイの娼婦が潜りこんで一夜を共にするシーンでは娼婦にジョイを同期することで疑似的にジョイを抱くというもの悲しさが感じるいい演出だったと思います。

 

今作では愛の形というのも大きなテーマだったと思います。

前作のレプリカントと人間?の愛に引き続き、レプリカントとAIの愛の形を表現しています。

 

ブレードランナーシリーズでは「人間が人間たらしめるものとは何か?」というテーマがあるのですが、人間らしさというのは心があるかどうかと位置付けているんですよ。

 

たとえレプリカント(主人公)とAI(ホログラム彼女)の恋愛が人間の真似事で中身のないもののように見えても、そこに心が宿っているのであれば真実の愛なのではないでしょうか。

 

様々な愛の形

主人公Kとジョイだけではなくて他の登場人物も様々な愛の形を表現しているんですよね。

 

科学者ウォレスはレイチェルそっくりのレプリカントをつくり、デッカードにレプリカント製作への協力を持ち掛けますが、デッカードは「レイチェルの瞳は緑色だった」と言って一蹴します。

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上の画像を見ればわかるとおりレイチェルはもともと緑の瞳ではないんですよね。

つまりこのセリフの真意は自分の愛したレイチェルは一人だけであって、偽物には興味がないって意味なんですね。

 

また、デッカードは自分の娘に会わない理由として下記のように語っています。

誰かに愛するにはときには他人にならないといけないんだ

追われる身のデッカードが娘と一緒にいれば当然娘も危険にさらされるため、デッカードはあえて娘に会おうとはしませんでした。

愛するレイチェルを失い、娘とも会えない状況でもなお娘の身を案じて会おうとしなかったデッカードの心情は計り知れないですね。

 

終始ウォレスの命令に対して忠実に動き、邪魔者を排除してきたレプリカントのラヴ。

彼女はウォレスの最上の天使であることを誇りに死んでいきます。

彼女の忠誠もまたウォレスへの愛があったのではないかと思います。

特に生殖機能を持たないラヴにとってはウォレスの期待に答えるために必死に任務を遂行していたのだと思います。

 

主人公Kの人間的な成長

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前作から引き続きのテーマとしてレプリカントが人間性を獲得するまでの成長を描いています。

主人公Kは物語の序盤の方では警察の上司の命令に素直に従い、人間の脅威になるレプリカントを排除することに何の疑問も抱いていませんでした。

レプリカントの特徴である共感性や感受性が欠如していて、人間の命令には絶対に逆らわないというネクサス9としては正しい姿です。

 

しかし物語が進むにつれ主人公Kは徐々に人間性を獲得していき、ブレードランナーのトラウマテストに不合格になります。

物語終盤ではレプリカント解放運動のリーダーにデッカードを殺すように言われたにも関わらず、命令を完全に無視して自分の意志でデッカードを救出して娘に会わせようとします。

 

最後に人間性を獲得して死にゆく姿は、1作目のロイ・バッティの死に際を思い出しますね。

ロイ・バッティもまた自分の死の間際に生の愛おしさを感じ敵であるはずのデッカードの命を救い絶命します。

デッカードはまたしてもレプリカントに命を救われることになるんですね。

 

それにしても人間性を獲得することで人間の命令に逆らうことがあるという意味ではウォレスの作成したネクサス9は欠陥品だったということですね。

 

ブレードランナー2049の残念だったところ

正直、上映時間164分は長すぎるよね。

どれだけ面白くてもこの長さは途中で集中が切れるんじゃないかと思います。

私は最後までトイレの心配なく見続けられるか不安で、序盤は飲み物をセーブしながら観ていました。

やっぱり前作に比べて説明も多いし、3つの勢力があるせいで登場人物も多いから仕方ないところもあると思いますが、もう少しコンパクトにまとめて欲しかったですね。

 

あとはラストバトルが地味だった。

ウォレスの部下であるラヴはアクションも派手な格闘系レプリカントだったのに最後のバトルは水攻めで終了というのはあまりにかわいそうだと思いました。

 

まとめ

レビューでは厳しい評価もあるけど、前作がレジェンドすぎて超えるのは無理だよね。

しかも35年ぶりの新作だからね。

むしろ前作のDNAをここまで受け継いだだけでも十分すごいと思いますよ。

 

今作のラストも次につなげられそうな謎を解明しきってないかんじで終わりましたが、まだ続きを作る気があるんでしょうかね?

また続編作って欲しいなぁ。

 

 

ブレードランナー2049の日本公開に向けて世界観を振り返ってみた

こんばんは、にこりっち9です。

ついに「ブレードランナー2049」の日本公開日である10/27まで1週間を切りました。

私は前作「ブレードランナー」の大ファンなので、続編である「ブレードランナー2049」をものすごく楽しみにしてきました。

 

10/6から公開されているアメリカでは期待外れの興行収入から大コケなんて噂されていますが、全く問題ありません!

そもそもブレードランナー自体が大衆受けした映画ではなく、全世界のSFオタクに受けたカルト作品だからです。

 

実際に映画を観た人からの評価は決して悪くないようです。

せっかくなので、日本公開前にブレードランナーの世界観について振り返ってみたいと思います。

 

 

サイバーパンクのイメージを決定付けた作品

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ブレードランナー以前のSF映画はいわゆるスターウォーズに代表されるような宇宙を舞台にした技術の発展した近未来的な世界観でした。

ブレードランナーの世界観はスターウォーズのような洗練された近未来ではなく、退廃的な近未来を描いているのが斬新でした。

 

ブレードランナーの世界では高度な技術の発展と引き換えに地球環境は著しく悪化して、人類の大半は宇宙都市に移住しています。

そのため、地球では常に酸性雨が降っている様子が描かれています。

 

サイバーパンクってなに?

そもそもサイバーパンクとはなにか調べてみました。

 

典型的なサイバーパンク作品では、人体や意識を機械的ないし生物工学的に拡張し、それらのギミックが普遍化した世界・社会において個人や集団がより大規模な構造(ネットワーク)に接続ないし取り込まれた状況(または取り込まれてゆく過程)などの描写を主題のひとつの軸とした。さらに主人公の言動や作品自体のテーマを構造・機構・体制に対する反発(いわゆるパンク)や反社会性を主題のもう一つの軸とする点、これらを内包する社会や経済・政治などを俯瞰するメタ的な視野が提供され描写が成されることで作品をサイバーかつパンクたらしめ、既存のSF作品と区別され成立した。

サイバーパンク - Wikipedia

 

うーん、ものすごくわかりづらい。

どうやら明確な定義はないようですが、情報技術や生物工学が極端に発達した退廃的な世界観の中で現代社会への批判や問題提起を内包したSFジャンルの一つを言うようです。

 

しかし明確な定義がないため、代表作品でジャンルを語られることが多いようです。

日本では「ブレードランナー」、「攻殻機動隊」、「ニンジャスレイヤー」などが有名なので、それらの作品をイメージすればわかりやすいでしょう。

 

それではブレードランナーにはどんなパンク表現が含まれているのでしょうか。

ブレードランナーの世界は人間と人造人間「レプリカント」が共存しています。

 

そして、人造人間が人間と区別がつかないほどそっくりに作られたとき、人間が人間たらしめるものとは何か?という哲学的なテーマを扱っています。

そして皮肉にもブレードランナーの世界では人造人間の方が人間らしく描かれ、人間の方は無機質に描かれています。

 

ブレードランナーの世界観の原型は日本

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ブレードランナーの随所に日本を匂わす表現が散見されます。

例えば「強力わかもと」の巨大広告や日本料理の屋台、日本語の看板などがたくさん出てくることで有名です。

 

特に屋台のおっさんが言う謎のセリフ「二つで十分ですよ」はあまりに有名です。

主人公であるデッカードが「4つくれ」と言ったセリフに対しての返しなんですが、肝心の食べているものが映されることがなかったため、長年ファンの間で何が二つで十分なのかという議論が巻き起こりました。

 

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なんでこんなに日本的な要素が登場するかというとブレードランナーが公開された80年代当時の日本経済は脅威的な経済成長によりアメリカ経済を追い越すと予想されていました。

いずれ日本に支配されるのではないかという懸念から近未来のロサンゼルスには日本的な要素が多いと言われています。

 

実際にブレードランナー公開後にくる日本のバブル経済の中でニューヨークのロックフェラーセンターが2200億相当で買収されるなど日本人による国外不動産の買いあさりがあったため、あながち予想は間違っていませんでした。

 

新しく公開された「ブレードランナー2049」の前日譚動画では議会のトップらしき人物に中国系の俳優が出演していました。

これも時代の流れなのでしょう。

 

ちなみにブレードランナーサイバーパンクな都市は歌舞伎町のイメージを元にしていると言われています。

歌舞伎町ではありませんが、昭和36年の銀座の写真を見ると既にサイバーパンクがあるんですよね。

なるほど、日本のギラギラとしたネオン街は外人から見ると近未来的な都市に見えたんですね。

 

ブレードランナーサイバーパンク観が影響を与えた作品

ブレードランナーサイバーパンク観は様々な作品に多大な影響を与えてきました。

たとえば「ニンジャスレイヤー」なんてモロにブレードランナーの世界観に影響を受けたサイバーパンク作品です。

作中に登場するネオサイタマなんてブレードランナーの都市のイメージそのままって感じです。

 

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他にも有名どころでは「攻殻機動隊」とか「AKIRA」がブレードランナー的なサイバーパンクとしてよく挙げられます。

FF7のミッドガルとかもブレードランナーの都市に似てる気がしますね。

 

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今でもサイバーパンクと言えば、ネオンライトと日本語の看板というイメージが定着しているようで、海外の音楽PVにもブレードランナー的なサイバーパンク観が見られます。

 

www.youtube.com

 

技術的な古臭さがチープに感じない

SF作品というのは大抵当時思い描いていた近未来の技術が登場するので、時代の流れとともに技術が追い付いてしまえば古臭く感じてチープに見えるものです。

 

特に情報技術に関しては目覚ましく進歩したため、当時思い描いていた技術の大抵が実現しているかそれよりも先を行っています。

 

ブレードランナーも例外ではなくて、作中に登場するビデオ電話や音声認識システムは実際に実現されています。

それどころか今見るとビデオ電話は公衆電話だし、わざわざ音声認識で写真の拡大とか縮小とか位置の指定とかするくらいならタッチパネルのほうがよっぽどいいよ!って思ってしまいます。

 

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でもね、不思議と技術の古臭さによるチープ感は感じないんですよ。

なんでかって考えてみたんですけど、おそらく退廃的なサイバーパンクの世界観にマッチしているんだと思います。

 

ガチガチに技術考証されたSF作品だと後の時代に見て無駄なことやってんなーって思ってしまうとどうしても過去の作品としてのチープ感を感じてしまいます。

 

うまいことデジタルとアナログが共存するサイバーパンクの世界観だからこそ技術的な古臭さが違和感にならないというか逆に味になっているのではないかと思います。

 

だってこんなに技術的に発展しているはずなのにアジア的な屋台はあるし、道行く人は傘さして歩いていますからね。

 

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ちなみにこの光る傘をAmazonで売ってることを知りました!

ブレードランナー2049」を観に行くときに雨が降っていたら、この光る傘を持参していきましょう。

www.amazon.co.jp

 

ブレードランナー2049公開前に前日譚を観ておきたい

ブレードランナー2049は前作ブレードランナーから30年後の世界を描いています。

前作からの30年間に起きた出来事を描いた3つのショートムービーが公開されています。

短い動画なのでブレードランナー2049を観に行く前にチェックしておくといいでしょう。

 

第一弾は「2036: ネクサス・ドーン」

www.youtube.com

 

第二弾は「2048:ノーウェア・トゥ・ラン」

www.youtube.com

 

第三弾は「ブレードランナー ブラックアウト 2022」

www.youtube.com

 

第一弾、第二弾はブレードランナーの監督リドリー・スコットの息子であるルーク・スコットによるショートムービーです。

第三弾は日本人の渡辺信一郎監督によるアニメーションムービーです。

 

この3つ動画の中でも特に第一弾と第三弾は映画本編にも大きく関わってくるような内容なので、観ておくことをオススメします!

 

まとめ

とにかく日本公開が楽しみで仕方ない!

 ブレードランナー2049でも屋台のおっちゃんとかチャイナタウンの謎の踊り子みたいにネタ要素満載でくるんだろうか。

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ブレードランナーは大衆受けなんかしなくていいから、こういう意味不明な要素に期待しているぞ!

頼むぞ!スタイリッシュなSFなんて求めてないからな!

 

 

初めてのブロガーオフ会がめちゃくちゃ盛り上がった話

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こんにちは、にこりっち9です。

行ってきましたよ、関西ブロガーオフ会!

私はブロガーのオフ会どころかオフ会自体が人生で初めてだったのでかなり緊張しました。

そもそも、私みたいなひよっこブロガーにお声がかかったのが奇跡でした。

幹事のたろすけさん、本当に呼んでいただきありがとうございます

 

 

実はオフ会の直前に出張がカットインしてきたり、業務がトラブったりの連続で参加できるかどうか怪しかったんですよね。

ギリギリまで粘って出張を延期させたり障害の調査をしたり奮闘してたんですけど、どうしても参加できそうになくて前日にはたろすけさんに欠席の連絡をしていたんです。

 

しかし、オフ会当日に奇跡が起こりました!

原因不明の障害がきれいさっぱり全部解決したんです。

 

世の中理不尽なことが多いけど、最後まであきらめずに頑張ればたまには報われることもあるんだなと。

すぐにたろすけさんに参加の連絡をして、会場に駆けつけました。

 

 

参加メンバーの皆さま

正直ね、オフ会が初めてだから緊張していたというより、参加メンバーが目標とするブロガーさんばかりだったから緊張していたんですよ。

 

まず幹事のたろすけさん

www.daremomiteinai.com

ゲーム会社に勤めているということで前々から気になっていてブログを読ませていただいていました。

 

というのも私も昔はゲーム会社に就職するのが夢だったんです!

昔は好きなゲームにどっぷりハマるとすぐにその会社の社員になりたいと思っちゃうような学生でした。

 そんなわけでゲーム業界の人ってちょっとした憧れがあるんですよね。

 

オフ会ではゲーム業界ならではの話をしてくれてとても面白かったです!

サラリーマンやりながら毎日記事を投稿しているので、本当にすごいなぁといつも思っていました。

オフ会で会った印象は社交的なできるビジネスマンってかんじでした!

 

 

次にぼっちサーファーさん

www.lonely-surfer.com

私がブログを始めた頃、ぼっちさんは既に凄まじい人気があったので古株でレジェンド級の人なんだろうなと思ってました。

始めてから1年経ってないって知ったときはびっくりしましたね。

ブログ運営記事とか寄稿記事とかはリアルタイムで見て、かなり参考にさせてもらいました。

文章の書き方がうまくて、長文でも最後までスッと読ませる技術がすごいなぁと思ってました。

オフ会で会った印象はカッコよくていかにもスポーツマンって感じでした!

 

 

一番年齢が近い氷太さん

www.already-match.com

私が氷太さんのブログを読み始めたころには既に氷太さんは無職だったので、最初はすごく衝撃を受けたことを覚えています。

これだけ面白い記事を書けるのも波乱万丈な人生を歩んでるからなんだろうなって思ったし、とにかくライターとしてのカリスマ性がすごいですよ。

 

ブログって真面目に書くのが得意な人とおもしろい文章を書くのが得意な人がいると思うんですが、氷太さんは文章の面白さで固定ファンがたくさんついてる印象です。

私にはない才能なので本当にすごいと思います。

オフ会で会った印象はしゃべりも面白くて芸能人のような人でした!

 

 

参加者の中で最もブロガー歴の長い大先輩のマスクド・ニシオカさん

www.maskednishioka.com

オフ会に参加するまで参加者の皆さんのブロガー歴ってなんとなくくらいにしか意識していなかったので、マスクド・ニシオカさんが1年半ちかく続けている大先輩だったと知って驚きました。

参加者の中でダントツのベテランブロガーさんです。

 

また、検索流入が伸びないという共通の悩みで盛り上がる中、マスクド・ニシオカさんは検索流入がメインと聞いて、みなさんからの質問攻めを受けていました。

ブログ開設当初は一日に複数記事投稿していて、いまでも毎日1記事投稿していると聞いて衝撃を受けました。

 

私なんてこの2ヵ月ちょっとの間で既にどんどん更新ペースが落ちているので、本当に見習うべき大先輩です。

オフ会で会った印象はとても優しそうな方だと思いました。

 

オフ会で学んだこと

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オフ会ではもちろん終始ブログの話題で盛り上がりましたね!

もう次から次へと様々な議論が飛び交って私の頭はオーバーフロー寸前。

でもね、最終的にはやっぱり続けることが大正義っていう結論に落ち着いたよね。

 

ブログって成長しているうちはいいんですけど、成長が停滞したり結果がなかなか出ないと続けるモチベーションを保つのが難しいんですよね。

だから初心者は数ヵ月でドロップアウトする人が多いし、長く続けていてもだんだんと更新ペースが遅くなる人が多いんです。

 

アクセスアップや収益アップのための細かい技術なんかはみんな考えているんだろうけど、私なんかとは桁違いのPVがあるブロガーさんでも同じ悩みを抱えているっていうのを知って安心しました。

 

とにかく、モチベーションを維持してコツコツ続けることが一番大事!

検索流入とかはゆっくり増やしていけばいいやって思いました。

 

ちなみに先週は出張で客先に缶詰めになって、ブログをしばらく更新できなかったんですが、更新しなくなるといかに検索流入が少ないかってよくわかりますね。

これまで最大でも2日間までしか空けたことがなかったから気づかなかったけど、検索流入ってなかなか増えていかないのね。

 

一時的なPVのアップだけならはてブのホットエントリなり検索のホットキーワードなりを狙えば初心者でもPVの底上げはできるけど、長期的に安定した検索流入を手に入れるには近道はないってよくわかりました。

最近、平均PV数が安定してきたと思ってたけど、また1からやり直すつもりで焦らずコツコツと頑張ろうと思いました。

 

まとめ

いろいろ書いたけど、ブロガーオフ会に参加してみて一番面白かったのはいつも読んでるブログの中の人がどんな人なのかわかるところですね。

初めて会う人達なのにブログ読んでるから、多少近況がわかっているっていうのが不思議な感覚です。

 

なんとなく事前にこういう人かなっていうイメージもあるから、イメージとのギャップなんかも味わえて面白いです。

でもやっぱりブログの記事って書いている人を映し出しているのか、結構イメージ通りなんですよね。

少なくとも今回のオフ会でイメージと全然違った人はいなかったなぁ。

 

プロフィール充実させたり、たまには生活感あふれる記事を書いてみるのもいいかもしれないなってちょっと思いました。

 

 

ロシアW杯グループリーグの組み合わせはどうなる?日本代表の相手は?

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こんばんは、にこりっち9です。

10/16に最新のFIFAランキングが更新されました!

サッカー好きな人でもFIFAランキングなんて興味ないよって思ってる人が多いんじゃないでしょうか。

いやいや、とんでもないですよ!

なぜなら今回発表されたFIFAランキングはロシアW杯グループリーグの組み合わせを左右するポット分けの基準になる順位なんです!

 

 

ポット分けって何?

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W杯のグループリーグは4ヶ国×8グループの計32ヶ国がグループリーグ突破条件である各グループ上位2位を争います。

各グループの4ヶ国の組み合わせはW杯抽選会で決定します。

事前に32ヶ国はポット1からポット4までのグループに割り振られていて、各ポットからランダムに1ヶ国ずつ選ばれた国同士がグループリーグの組み合わせとなります。

さてそれではポット1からポット4までの割り振りはどのように決まるのでしょうか?

 

これまでの各ポットは大陸連盟を元にした割り振りでした

2014年ブラジルW杯のときのポット分けは以下のようになっていました。

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しかし、今回のポット分けは各グループの実力が均衡するようにFIFAランキングを元にポット分けが行われます。

具体的には以下のように分けられます。

 

ポット1:開催国であるロシア+出場チームのうちFIFAランキングの上位7ヵ国
ポット2:FIFAランキングの8位から15位のチーム
ポット3:FIFAランキングの16位から23位のチーム
ポット4:FIFAランキングの24位から32位のチーム(ロシアを除いた8カ国)

 

なるほど、こうすれば死のグループができにくくなるということですね!

FIFAもちょっとは頭使ったんだな。

 

最新FIFAランキングから見るポット分け

さて、肝心の10/16に更新されたばかりのFIFAランキングとやらを見てみましょう。

fifaranking.net

このFIFAランキングからW杯出場が確定している23ヶ国と出場の可能性がある21ヶ国を抽出してみると以下のようなランキングになります。

 

           ロシア(563)
1位  ドイツ(1631)
2位   ブラジル(1619)
3位   ポルトガル(1446)
4位   アルゼンチン(1445)
5位   ベルギー(1333)
6位   ポーランド(1323)
7位   フランス(1226)

===========確定===========

8位   スペイン(1218)
?    ペルー(1160)
?    スイス(1134)
9位   イングランド(1116)
10位 コロンビア(1095)
?    イタリア(1066)
11位    メキシコ(1060)
12位    ウルグアイ(1034)
?    クロアチア(1013)
?    デンマーク(1001)
13位    アイスランド(920)
14位    コスタリカ(914)
?    北アイルランド(889)
?    スウェーデン(872)
?    アイルランド(866)
?    チュニジア(834)
15位    エジプト(818)
?    セネガル(815)
16位    イラン(784)
?    コンゴ民主共和国(751)
17位    セルビア(748)
18位  ナイジェリア(721)
?     オーストラリア(714)
19位     日本(711)
?     ギリシャ(682)
?     モロッコ(680)
20位     パナマ(670)
?     ブルキナファソ(639)
?     コートジボワール(600)
21位     韓国(588)
22位     サウジアラビア(576)
?      カーボベルデ(568)
?      ホンジュラス(510)
?      南アフリカ(473)
?      ニュージーランド(256)

 

※「?」が付いているのは出場確定していない国
※国の名前の隣の数字はFIFAランキングのポイント

 

ポット1はロシア、ドイツ、ブラジル、ポルトガル、アルゼンチン、ベルギー、ポーランド、フランスで確定しています。

ポット2はスペイン、イングランド、コロンビア、メキシコ、ウルグアイが確定しています。

 

日本代表は19位!う~ん、低い!

でもアジアサッカー連盟加入国って基本的にポイントが低い相手と戦うことが多いから、FIFAランキングの上位に食い込むの厳しいんだよね。

 

ちなみにヨーロッパ以外では同じ連盟のチームが同一のグループに入る可能性は排除されていて、ヨーロッパの場合は同一グループに最大2チームまでとなっている。

 

日本代表がポット3に入る条件

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日本代表が入る可能性があるのはポット3かポット4です。

しかし、ポット3に入る条件は限りなく厳しいです。

それではポット3に入るための条件を見てみましょう!

 

<日本代表がポット3に入るための5つの条件>

ホンジュラスが大陸間プレーオフでオーストラリアに勝利

う~ん、最近のオーストラリアの体たらくを見ていれば、ホンジュラスがオーストラリアに勝利する可能性はあるかもしれないな。

 

ニュージーランドがペルーに勝利

これはもう完全に奇跡が起きないと無理だろ!!

 

③アフリカ予選グループDでセネガル以外が突破

そもそもアフリカ予選グループDなんて誰も知らないですよね。

アフリカ予選は以下のように4ヶ国1グループになって、1位のみが出場できるようです。

 

[グループD]
1.セネガル(8)+4
2.ブルキナファソ(6)0
3.カーボベルデ(6)-4
4.南アフリカ(4)0

※()の中の数字は勝ち点
※()の横の数字は得失点差

 

ちなみにアフリカ予選グループDは残すところ3試合です。

 
2017年11月6日
ブルキナファソ vs カーボベルデ
セネガル vs 南アフリカ

 

2017年11月中
南アフリカ vs セネガル

 

去年行った南アフリカVSセネガルの試合が主審の不正により再試合になっているようです。

現在暫定トップのセネガルですが、南アフリカとの2連戦次第ではまだわかりませんね!

しかし、どちらか1試合でも勝てばその時点でセネガルの突破は決定なので、他のチームが突破するのは難しいでしょう。


⑤欧州予選プレーオフギリシャが突破

欧州予選プレーオフギリシャの相手はクロアチアに決まりました。

 

ギリシャvsクロアチア(2勝3分1敗)

 

戦績としてはギリシャが1勝だけ多いですが、ほとんど五分の戦いです!

これはどちらがW杯に出場するか全く予想がつきませんね。

 


これらの5つの条件をすべて満たしたときのみ日本代表はポット3入りします。

まぁ現実的に考えて無理でしょう!

ということで日本代表は十中八九ポット4に決まるでしょう。

 

日本がポット4に入る前提で想定される最も楽なグループと最も最悪なグループを考えてみました。

 

想定される最も楽なグループ

ポット1:ロシア
ポット2:デンマーク(PO突破したら)
ポット3:コンゴ民主共和国(予選突破したら)
ポット4:日本

 

ポット1の中で比較的弱いと思われるのは開催国ロシアとポーランドでしょう。

しかしポーランドバイエルンのFWレヴァンドフスキがいるので厄介です。

ただ、楽だけど地味すぎてヤバイ・・・

 

想定される最も最悪なグループ

ポット1:ブラジル
ポット2:スペイン
ポット3:クロアチア(PO突破したら)
ポット4:日本

 

白目剥いてぶっ倒れるレベルのヤバさ。

日本代表は南米苦手だからスペインのかわりにウルグアイでも最悪だ。

 

出場が確定している23ヶ国と日本代表の対戦成績

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ちなみに出場が確定している23ヶ国と日本代表の対戦成績をまとめてみました。

 

開催国:ロシア(4戦1勝0分3敗)
1.ドイツ(2戦0勝1分1敗)
2.ブラジル(11戦0勝2分9敗)
3.ポルトガル(対戦成績なし)
4.アルゼンチン(7戦1勝0分6敗)
5.ベルギー(4戦2勝2分0敗)
6.ポーランド(2戦2勝0分0敗)
7.フランス(6戦1勝1分4敗)
8.スペイン(1戦0勝0分1敗)
9.イングランド(3戦0勝1分2敗)
10.コロンビア(3戦0勝1分2敗)
11.メキシコ(4戦1勝0分3敗)
12.ウルグアイ(6戦1勝1分4敗)
13.アイスランド(3戦3勝0分0敗)
14.コスタリカ(3戦2勝1分0敗)
15.エジプト(2戦2勝0分0敗)
16.イラン(16戦5勝5分6敗)
17.セルビア(7戦3勝0分4敗)
18.ナイジェリア(4戦2勝1分1敗)
19.日本
20.パナマ(対戦成績なし)
21.韓国(74戦13勝23分38敗)
22.サウジアラビア(13戦8勝1分4敗)

 

親善試合も含めた全成績なんでこのデータだけで実力は測れませんが、23チーム中7チームは日本が勝ち越している相手なんですね。

こう見ると意外となんとかなるかもって思っちゃいますね。

ベルギーなんて今や強豪国みたいに扱われてるけど、一度も日本に勝ったことないですからね!

とかいってると11月の親善試合でボコボコにされそうだけど笑

 

 

大企業の仕事がつまらない理由と仕事以外のやりがいについて

こんばんは、にこりっち9です。

東洋経済から入社するのが難しい有名企業トップ200社が発表されました。

toyokeizai.net

この記事を読んでみるとわかるんですが、内定者が高学歴な企業ランキングなんですよね。

入社するのが難しいという意味では募集人数が少ない優良企業とか特殊な業界もあてはまるんですが、この記事では難関大学からの採用が多い有名企業はどこかという検証らしいです。

就活するとき、大抵の学生はこのランキングに載っているような大企業を目指すと思うんですが、本当にそれでいいのかということを一度考えたほうがいいと思います。

 

今回は大企業に入ったらどんな仕事が待ち受けているかについて書きたいと思います。

 

 

大企業の仕事はつまらない?

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私も量産型の大学生だったので、就活のときは大企業を目指しました。

大企業だと収入が高水準で安定していることもあるし、なにより社会的に価値のある仕事をすることに多少なりとも憧れがあったのだと思います。

しかし、いざ大企業に入社してみると仕事内容のギャップというものはあるものです。

 

大規模プロジェクトに関わるということ

大企業に入社すると大規模プロジェクトに関わることが多くなります。

当然、大規模プロジェクトとなると様々な関係者と協力しながら仕事を進めていくわけです。

まず大規模プロジェクトを遂行することにやりがいを見いだせる人は何の問題もなく大企業に順応できると思います。

たくさんの関係者をまとめていくことに達成感を感じたり、長期間に渡るプロジェクトを完遂させたときに達成感を感じることができると思ったなら大企業向きの人間です。

 

しかし、私は大規模プロジェクトに参加して以下のような感想を持ちました。

 

結局自分が関わった仕事なんて全体の中のごく一部だけ。

自分が何かを作り上げたという実感もなければ、何かをやり遂げたという実感もない。

私が新人だった頃に社内の宇宙関連ビジネスについて上司と話していると、上司はこんなことを言いました。

 

あんなの面白くないでしょ。宇宙って言えばカッコいいけど、個人ができることなんてせいぜいよくわからん部品作るくらいでしょ?

 

その通りなんですよね。

プロジェクトが大きくなればなるほど、自分が携わった仕事は全体から見れば小さくなります。

それでも誇りを持って仕事ができるかという点は考えておかないといけません。

 

スキルを積み上げているという意識が薄い

大企業で数年仕事をしていれば研修も受けさせてくれるし、大規模プロジェクトの中でもある程度仕事はできるようになります。

しかし、それは本当にスキルが身についていると言えるのでしょうか?

 

大企業では基本的に属人性の高い作業が生まれないように業務が切り分けられています。

つまり、業務内容を覚えることで仕事ができるようになった錯覚に陥りますが、スキル的には誰にでもできる作業をしているだけの可能性が高いです。

 

明日会社がなくなっても同じ仕事をして食っていけるならそのスキルは本物なんでしょうけど、そんな人はほとんどいませんしそれができるなら一刻も早く独立したほうがいいです。

大企業出身者が転職の際に中小企業に断られる理由の多くにスキルの幅が狭いという理由があるのです。

 

得意分野のない人間は切り捨て対象

大手企業にいると得意分野のない社員は真っ先に切り捨て対象になります。

私が新人として配属された部署は人員整理として1年間で7人が異動させられました。

私も入社2年目に異動の通知を受けて、子会社に出向しています。

 

さて、どんな人が異動の対象になったのでしょう?

まず真っ先に異動の対象になったのが40代~50代までの社員4人です。

事業の売り上げに直結するような業務を行っていなかったことと年齢が理由で異動になったと思われます。

次に私を含め20~30代の社員3人が異動になりました。

私の場合、キャリア形成のために異動を希望していたので都合がよかったのでしょう。

 

残りの30代社員2人はどうでしょう? 

おそらく、他の社員でも代用できる仕事しかしていなかったためだと思われます。

大手企業では業務の属人性をなるべく排除して誰でも仕事を引き継げるように分業しているのですが、いざ事業が傾いたときに人員カットする対象は属人性の低い仕事をしていた社員なんです。

2年目の私の目からも残ったメンバーは事業を遂行するうえでかかせないスキルを持っていると感じました。

 

つまり大手企業で働く社員ほど自発的に自分の得意分野を見つけていかないと、ただ目の前の仕事をこなしているだけでは気が付いたら切り捨て対象になっている可能性が多いにあるのです。

 

上司が喜ぶかどうかがすべて

自分の実績がどうやって評価されるか?

これってかなり重要なことです。

例えば毎日毎日ブログを書いているけど、アクセスもなければコメントもつかないってなるとだんだんとモチベーションが下がってきますよね。

仕事でも毎日毎日なにかしらの成果を上げているのに評価されなければだんだんとモチベーションが下がっていくものです。

 

大企業にいるとお客さんの顔が見えないなんてこともよくあります。

また若手のうちは裁量権がないので、上司の指示通りに動くことが多いです。

そうなると自分の実績に対して、評価がもらえるのは上司だけになります。

モチベーション管理がうまい上司であれば適度に実績を評価して若手のモチベーション低下を防ぐのでしょうが、こういうことができる上司って意外と少ないです。

 

毎日毎日成果を上げているけどなんの評価もされなくてモチベーションが下がるというのはよくあることです。

 

ブロガーは大企業サラリーマンに向いていない

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ブロガーって承認欲求が強い人が多いですよね。

自分の声をたくさんの人に聞いてもらいたい!反応が欲しい!って思っていると思うんですよ。

こういう人が大企業で仕事したら多分すべてが物足りなく感じると思うんですよ。

だって、自分の成果を積み上げている実感もなければ、多くの人に評価されることもないんですから。

少なくとも私は大企業でサラリーマンをすることになんの面白みも感じませんでした。

 

価値のある仕事をすることと自分の価値について

私が今の会社に入社したときの価値のある仕事をしたいという思いはなんだったのでしょうか。

社会的に価値のあるモノを提供している会社に入社すれば自分も社会的に価値のある人間になれると思ったのかもしれません。

でも実際には価値のある仕事をすること=価値を生み出す人間になれることではなかったんですよね。

結局は大企業に価値を求めて入社するというのは既に確立したブランドを手に入れて、価値ある人間になった気分を味わいたいだけだったのかもしれません。

 

ブログは満たされない思いを満たしてくれるツール

こういう満たされない思いを満たしてくれるツールがブログだと思うんです。

当たり前のことだけど、ブログを書き続ければ記事は溜まっていきます。

自分が積み上げてきたものが目に見える形で存在するっていうのが大きいんです。

 

みんな自分の書いている記事を価値のある記事だと信じて書き続けていると思うんですよ。

それが読者からのスターやブックマークにつながると価値のある記事であることが証明されたように感じて、また一歩価値を生み出せる人間に近づいたような気がしてくるんです。

 

過去の記事とか見返してみると下手くそな文章書いてるな~とか、内容が薄いな~なんて思うんですけど、そうやって自分の成長を確かに感じることができるのもモチベーションに繋がると思います。

 

お金の問題

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これまでやりがいについてひたすら書いてきましたが、やっぱり現実問題になってくるのは金銭面ですよね。

そもそも仕事の成果に関わらず毎月一定の給料を貰っているんだから、やりがいなんて求めるのが間違いという意見もありますよね。

確かにいくらやりがいを求めたところでお金が尽きてしまったら終わりです。

 

安定した収入があってやりがいも十分な仕事に就ければ一番いいんですが、そんな都合のいい仕事がどこにでも転がっているわけがありません。

 

ヨッピーさんのブログでは安定した収入があるからこそやりたいことに集中できると書いていて、たしかにその通りだなと思いました。

 

yoppymodel.hatenablog.com

 

もちろん、職場の人間関係に問題を抱えているとか仕事が忙しすぎて余暇の時間が全く取れない状況であれば話は別だと思いますが、そのへんの不満がなければ仕事をしながら別のやりがいを育てていくのがベストのようです。

これはたくさんのブロガーさんが書かれていますね。

 

結局月並みな話に終着してしまいますが、安定した企業で働きながら副業を育てていくしかないんだと思います。

そういう意味では皮肉な結論になりますが、大企業サラリーマンになって副業として好きなことを続けるのが一番なのかもしれません。

 

電通事件以来、大企業の残業時間についてはかなり厳しくなりましたし、どれだけ不祥事や赤字を垂れ流しても簡単に潰れないのは東芝やシャープを見ていればよくわかります。

 

あとはどうやって時間を作るかですが、これはもう体力と気力が続く限り頑張るしかないんでしょうね。

 

私が高校生のときに教師が「勉強と部活の両立ができる人間の方が受験に成功できる」と言っていました。
当時の私には意味が分からなくて、部活なんていつまでもしがみついてないで早めに勉強一本に切り替えたほうがいいに決まってると思っていました。

 

でも結果はどうでしょう。
部活をやっていた人間より圧倒的に時間があったにもかかわらず、私は第一志望に合格できませんでした。

今であれば教師の言っていたことが理解できます。
部活を続けている人の方が勉強と部活でメリハリをつけることができて、限られた時間の中で効率的に勉強する術を見つけることができるのでしょう。

 

これは社会人になっても同じだなぁと感じます。

3連休とか長期休暇があるとたくさん記事書くぞ~って意気込むんですが、終わってみれば不思議なことに平日と同じペースでしか書けていないんですよね。

 

まとめ

結局何が言いたかったかと言うと

  • 大企業の仕事は達成感や承認欲求が満たされない
  • ブログを始めたことで仕事で満たされない思いが満たされた
  • 結局働きながら好きなことを続けるのが一番
  • 限られた時間の方が効率的に作業できることが多い

 

大企業に関わらず、理想の仕事と現実の仕事のギャップに悩む社員は多いと思います。

一日の大半の時間を費やす仕事に目がいきがちですが、仕事以外にやりがいを見つけるという視点で過ごしてみると日々の生活が変わってくるかもしれません。

 

 

【運営報告】はてなブログ2ヵ月経過報告!月間PV数が3万を突破!

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こんばんは、にこりっち9です。

ついにはてなブログを始めてから2ヵ月が経過しました!

2ヵ月なんて普通に過ごしていたらあっという間に過ぎるものですが、この2ヵ月間は毎日ブログのことを考えて過ごしていたためとても密度の高い2ヵ月でした。

もうブログを始める前は何をして過ごしていたか思い出せないくらい遠い過去のように感じます。

思えば、最初の1ヵ月は毎日ブログを更新していましたが、流石にきつすぎて2ヵ月目からは2日に1回更新ペースに落としました。

毎日ブログを更新できる人がいかに超人かを思い知らされましたね。

 

 

運営報告サマリー

まずは1ヵ月目と2ヵ月目の成績を比較したサマリーを載せておきます。

累計PV数は4万にギリギリ届きませんでしたが、月間PV数は3万を突破しました!

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ちなみに下の記事が大体1ヵ月経過した時点で書いた運営報告です。 

1ヵ月目は1週間単位で運営報告をしていたんですね~今考えると完全にやりすぎですね。

nikorich9.hatenablog.com

 

 

運営報告詳細レポート

PV数について

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実は9月だけで3万PVくらい稼いでいるんですが、そのほとんどは9/11のダンケルク記事のおかげです。

Googleアナリティクスによるとダンケルクの記事だけで15000PV以上は稼いでいました。

あとは9/23にサッカーゴール集の記事で単発ヒットを飛ばしますが、検索流入によるヒットではなかったため、次の日にはもうアクセスは元の水準まで戻っています。

グラフを見てもらえばわかるようにダンケルクのご利益はもう底をついてしまっていて、次のヒットを生み出さないと停滞から抜け出せない状態です。

ここ1ヵ月で3万PV以上増やすことができましたが、ヒットがなければ1万ちょい程度に落ち着くかと思います。

 

読者数について

166人まで増えました!

読者の皆さまには感謝の限りです。

スター、ブクマ、コメントを頂けると本当にモチベーションが上がってきます。

嬉しいコメントがもらえたりするともう明日仕事だけど寝なくてもいけるかなってくらいテンション上がります。

Twitterを始めたことでこれまでより多少人目につくようになったかもしれません。

 

記事数について

累計記事数は49記事になりました!

2ヵ月目に書いた記事は18記事ということで、毎日投稿していた1ヵ月目と比べると記事数は少なくなりました。

私の場合、1日1記事ペースだともうインプットしてる暇がなくて、ひたすらアウトプットに時間を費やすことになるからすぐネタ切れになっちゃうんですよね。

ある程度文字数が多い記事に挑戦したいという思いもあるし、今は2日に1記事ペースがちょうどいいかなと思っています。

 

Twitterフォロー数

1ヵ月目の運営報告記事を投稿したぐらいの時期に始めたTwitterですが、ここ1ヵ月でフォロワーはなんと214人も増えました!

フォロワーのみなさん本当にありがとうございます!

そして、今後ともよろしくお願いします。

返信やダイレクトメッセージも頂けたのでTwitter始めて良かったな~と思いました。

 

 

アクセスの多かった記事トップ3

Googleアナリティクスでの分析を開始したのがちょうど1ヵ月前の9/11からなので、ここ1ヵ月でアクセスの多かった記事トップ3を紹介します。

 

3位 インフラエンジニアという仕事の裏側に迫る。メリットとデメリットとは?

nikorich9.hatenablog.com

正直、この記事はネタ切れのときに書いた自分の仕事紹介だったから、意外とアクセスが伸びたことに驚きました。

しかもゲーム業界とか士業みたいな多くの人が気になる仕事じゃなくて、かなり地味な仕事だからまぁ興味ないだろうなと思っていました。

せいぜい同業SEが見てくれたら、あんたも大変ね~おつかれ~って思ってくれる程度かなと。

 

意外とみんな他人の仕事が気になるものですね

 

これからも仕事で面白ネタがあれば書いていこうかなってちょっと思いました。

 

2位 サッカー日本代表選手の世界を驚かせた伝説のゴール動画10選

nikorich9.hatenablog.com

この記事はもう完全に趣味全開で書きました。

サッカー関連の記事はこれまでにも何回か書いたんですけど、当たり前ですがサッカーに興味がない人には響かないので、アクセス数は全然振るわなかったんですよね。

でもこの記事はまとめてる段階から楽しくて、もうアクセスなくても自分があとで見てニヤニヤできればいいやって思って書いてました。

結果、初の5000字超の大作になったんですが、たくさんの方にも見てもらえてよかったです。

ブクマ数も過去最高の64 usersがつきました。

しかし、ほとんどがはてなからの流入で検索流入がほとんどなかったので、一日限りの祭りで終わってしまいました。

 

1位 映画「ダンケルク」の評価と感想。正直世間の評価がさっぱりわからん

nikorich9.hatenablog.com

圧倒的にアクセスを稼いだのがこの記事です。

映画「ダンケルク」の公開翌日に観に行って、すぐに書いたレビュー記事です。

この記事だけで総PV数の4割ほどを稼いでいます。

 

さらにこの記事は90%ほどが検索流入です。

映画の話題作でGoogle検索トップページに入ると影響力がすごいんだなと実感しました。

ブコメ以外にも12件のコメントを頂き、映画への熱い思いを感じました。

映画は全力で自分の思いをぶつけ合えるところが魅力ですね。

 

初のお仕事依頼

nikorich9.hatenablog.com

 2ヵ月目の一番衝撃的な事件はお仕事の依頼がきたこです!

ある程度アクセスが安定するまでお金のことを考えるのは早いかなって思っていたので、Google AdSenseの申請もしていないし、はてなブログのPro会員にもなっていませんでした。

そんなかんじだから仕事の依頼なんてくるわけないと思ってお問い合わせフォームを作っていなかったんですが、Twitterから連絡がきました。

最初はブログの記事中に広告を貼りたいっていう意味だと思ったんだけど、紹介記事の執筆って聞いて驚きました。

 

そして責任の重さにビビりました

でも今後仕事の依頼が来るかなんてわからないし、ラストチャンスかもしれないから仕事の概要だけ聞いてすぐに依頼を受けました。

あと、今回のお仕事の一件でPR記事を書くときのマナーを学びました。

タイトルにPRって入れないと叩かれるかもしれないとか、こういう機会じゃないと勉強できなかったと思います。

ブログ界隈ではヨッピーさんのPR表記問題についての記事が大きく話題になったようです。

yoppymodel.hatenablog.com

 

3ヵ月目の目標

これまで明確な目標を立ててこなかったので、3ヵ月目の目標を立ててみました。

  • 月間PV数:4万PV以上
  • 読者数:200人以上
  • 月間記事投稿数:15記事以上
  • 収益:まずはGoogle AdSenseの審査に合格すること

 

正直、月間PV数の目標は自信ないけど、2ヵ月目よりも少ない数字書いても仕方ないから4万PVって大見得を切っちゃいました。

書いたからには後で恥をかかないように全力で頑張るぞ!

 

最後に読者のみなさん、いつも見に来ていただきありがとうございます。

今後とも私のブログをよろしくお願いします

 

 

サッカー日本代表×ハイチ戦の選手採点・寸評!新戦力投入もドロー

おはようございます、にこりっち9です。

サッカー日本代表×ハイチ戦の結果は3-3のドローでした!

スタメン総入れ替えとはいえ前半2-0で圧倒していたのに、気が付いたら逆転されていて、内容的にかなりひどかったという印象です。

 

今回の親善試合はW杯前の強化試合という位置づけなんですが、アジア以外のほとんどの国はまだW杯予選が終わっていないという事情があり、強豪国は呼べませんでした。

前回のニュージーランド戦では香川の「なんの意味がある試合なのか」という発言が物議を醸しました。

でもニュージーランド戦は2-1の辛勝だし、ハイチ戦もなんとか引き分けだったので、結果的に新戦力を試す最後の機会としてはこのくらいの相手でちょうど良かったんじゃないでしょうか。

興行的にはチケットが全然売れなくて最悪だったらしいですが・・・

 

ちなみに日本代表の親善試合の裏ではW杯の大陸間プレーオフ進出をかけたオーストラリアとシリアの死闘が繰り広げられていました。

延長戦の末、またしてもケーヒルのゴールにオーストラリアは救われたようです。

ケーヒルは本当にオーストラリアのレジェンドですね。

 

 

マッチレポート

www.youtube.com

正直今日の試合の収穫はほとんどなかったです。

それくらい内容としていいところはなかった印象です。

今日の試合でW杯メンバー23人への内定が近づいた選手は一人もいないんじゃないかと思います。

しいて言えば、倉田と小林がバックアップ要員として選出されてもいいかなと思ったぐらいですね。

 

試合の後半に入るとハイチに追いつかれたため、レギュラーメンバーに交代を始めます。

しかし、レギュラーメンバーもまた後半から入ってチームを引っ張れるような力がある選手はいなかったと思います。

唯一、原口だけがドリブルで違いを見せていたかなというくらいです。

香川が入ったことで多少試合を落ち着かせることができてポゼッションが上がりましたが、キレイに崩すことを考えすぎていて決定機は全然作れていませんでしたね。

 

選手採点・寸評

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<出典:サッカーダイジェスト

前回マッチレビューを書いたオーストラリア戦に続き、今回も選手の採点を10点満点で評価していきます。

 

■GK東口:採点4.5

3点とられてしまったのは致命的だった。せめて2点目のシュートは止めて欲しかった。

 

■DF長友:採点7

前半左サイドを支配していてベテランの貫禄を感じた。先制点のアシスト以外にも何度も左サイドを駆け上がりチャンスを演出したのが印象的だった。

 

■DF昌子:採点5

1失点目ではマークを外しゴール前のスペースを開けてしまった。また3失点目でもボールに詰めることができなかったため失点につながった。

 

■DF槙野:採点5

特に見せ場なし。後半に入ってキャプテンマークを巻くも2失点。吉田との差を感じさせるだけだった。

 

■DF酒井高:採点5.5

攻撃では何度もチャンスを作り出し3得点目のアシストにもつながったが、守備は相変わらず不安。1失点目は目の前に相手選手が入ってきているのに棒立ちだった。

 

■MF遠藤:採点5

特に見せ場なし。攻撃参加も守備参加も中途半端になってしまった印象。

 

■MF倉田:採点6.5

先制点は難しいヘディングを決めて2試合連続ゴール。序盤は何度もチャンスに絡んでいたが徐々に存在感が消えていった

 

■MF小林:採点6

鋭いスルーパスや前線へのパス供給に技術レベルの高さを感じるが、守備面が不安。

 

■FW杉本:採点6

意図したかどうかわからないが下に叩いたシュートはうまくDFの頭の上を越えて2点目のゴールになった。シュート意識は強かったが結果になったのは1点だけだった。

 

■FW乾:採点5.5

相変わらずサイドでの技術の高さを披露したが、長時間プレーしたわりには決定機をつくりだすことはできなかった。

 

■FW浅野:採点6

ドリブルでの果敢な仕掛けはデュエル好きなハリルを納得させた。しかし、ドリブル突破の成功率はあまり高くないので強豪国相手だと逆起点になる恐れ。

 

====途中交代メンバー====

 

■FW原口:採点7

後半から入ってドリブルで新戦力との違いを見せた。シュートは雑になったが、ハイチDF陣を何度も脅かした。

 

■DF車屋:採点5

長友との交代で入ったが、攻撃面も守備面も大きな差を感じさせるだけだった。3点目のクロスは結果的に得点につながったが、クロスの精度はあまり高くない印象。

 

■MF井手口:採点5.5

ミドルシュートはうまかったが、ミスも多かった。効果的なパスも入れられなかった印象。

 

■MF香川:採点5.5

投入直後はポゼッションが上がったことで流れが変わったように見えたが、引いた相手に対して決定機をつくることができなかった。

 

■FW大迫:採点6

ポストプレーを堅実にこなし前線でボールを収めることに成功したが、決定機には結びつかなかった。

 

■FW武藤:採点なし

プレー時間が短いため採点なし

 

DF陣の層の薄さ

サイドバック

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<出典:サッカーダイジェスト

FWやMFはポジション争いが激しく、人材に困っているというほどではないと思いますが、今回の試合で明らかになったのは圧倒的なDF陣の層の薄さです。

サイドバックは長友と酒井宏樹が当確としてバックアップに考えられるのが酒井高徳車屋紳太郎でしたが、正直レギュラー二人とは圧倒的な差があったと思います。

 

酒井高徳に関しては攻撃面だけ見れば、レギュラーとしてもやっていけるレベルなんですが、守備時に集中力が切れる癖が抜けないですね。

1失点目のゴール前を大きく開けて、FWに詰めるわけでもなく棒立ちで見ているだけの状態なのは過去のこの失点を思い出しました。

 

ベルギーvs日本ルカクアシスト川島失点フェライニもびっくり前半ハイライト2013/11/20 - YouTube

 

また、長友と替わって入った車屋も初出場とはいえ大きなインパクトを残すことはできず、攻守ともに長友に劣っているように感じました。

特に3点目のクロスは結果的にゴールにつながりましたが、素直に前線二人のどちらかにクロスが出せればよかったのに持ちすぎて出すタイミングなくなってマイナスのクロスになってますからね。

たまたまクロスの出し先にいた相手DF陣が倒れて酒井高徳のもとにボールが転がったからいいもののあれだけのチャンスをものにできなかったらもっと叩かれていたはずです。

 

センターバック

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<出典:ライブドアニュース

いつも吉田は代表だと頼りないって言われていますが、今回の試合で吉田がいなくなって初めて影響力がわかったんじゃないでしょうか。

吉田とコンビを組んでいるときの昌子は結構安定していたはずなのに、今回の試合はボロボロでした。

なんだかんだ吉田が安定していたからこそ、昌子もパフォーマンスを発揮できたのでしょう。

残念ながら槙野では力不足ですね。

それにしてもここまで吉田に頼りきりだと吉田が負傷してしまったら、代表はかなりヤバイことになりますね。

もはやW杯前に負傷しないことを願うしかできません。

 

ゴールキーパー

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<出典:ゲキサカ>

一時期は所属クラブすら決まらずに長いこと試合に出ていなかったGK川島ですが、やっぱり現状日本で最もうまいGKであることは間違いないですね。

東口は1失点目と3失点目は仕方ないにしても、2失点目は止めてほしいですよ。

コースもそこまで厳しくなかったしスピードもなかったのにかなり反応速度が遅かったように見えます。

もしかしたらDF陣でブラインドになったのかもしれませんが、止められないシュートではなかったと思います。

難しいシュートを止めたシーンもほとんどなかったし、この試合の東口は残念ながらマイナスのイメージしか残らなかったように感じます。

 

とはいえ西川も何度か代表で試していましたが、川島に比べてうまいのはゴールキックだけなんですよね。

セービングは川島と比べてもうまいわけではない。

むしろ反応速度は川島のほうが上だと思います。

なにより浮き球の対処が下手なのが怖いので最近は呼ばれなくなってしまいました。

ゴールキーパーも長いこと川島の後釜が現われないので、不安ですね~。

 

まとめ

次のサッカー日本代表の親善試合は11/10のブラジル戦です!

さらに11/14にはベルギー戦と立て続けに強豪との試合が待っています。

今回の強化試合を踏まえて、ハリル監督がどんなメンバーで強豪国相手に挑むのかが注目されます。 

また、オーストラリア戦で垣間見えたハリル監督のやりたいサッカーが強豪国相手にも通用するのかは見どころです!