東京都出身、大阪府在住の私が考える県民性議論について
私は生まれも育ちも東京都世田谷区で、現在は大阪府在住です。
東京都世田谷区出身っていうと大体「金持ち」っていうイメージを持たれるんですが、逆に言えば「金持ち」以外のイメージが何もないんですよね。
ちなみに私は世田谷区出身ですが、特にお金持ちというわけではありません。
今回は東京都出身、大阪府在住の私が県民性というものを考えてみました。
県民性とは
まず県民性の定義とはなにか?
Wikipediaで調べたところ、ほぼ言葉通りの意味で、都道府県ごとの行動傾向や性質などを表したものだそうです。
県民性(けんみんせい)とは、日本の各都道府県ごとの、県民の性質や行動についての、なんらかの傾向を指す言葉である。県民性という言葉が指しているのは、考え方や気質だけでなく、摂食するものの傾向、住宅や自動車などの購買金額の差、預貯金の金額の差などの、きわめて具体的で統計的・科学的にも正確に把握しやすいものまで含んでいる概念である。
ステレオタイプな県民性でいうと、大阪は笑いのセンスに厳しいとか、愛知は見栄っ張りとか、京都はプライドが高いとかが有名ですね。
逆に個性がないことが有名になっているケースとしては栃木なんかも有名ですね。
東京都民の県民性
そういえば東京都民の県民性って聞いたことないなと思い、ググってみると、
社交的、人をあまり信用しない、垢ぬけている、堅実
なんじゃこりゃ、めちゃくちゃじゃねーか。
特に社交的で垢ぬけているって一部のパリピのイメージでしょ。
社交的じゃない人もダサい人もたくさんいますよ!
そもそも東京に住んでる人なんてほとんどが地方出身者なんだから、県民性みたいな統一したイメージがなくて当たり前なんですよね。
だから、地方から都会に出てきて社交的になる人が多いとかファッションセンスが良くなって垢ぬけたみたいなイメージでしか県民性を語ることができないんでしょうね。
ちなみに私は東京出身ではありますが、中高が神奈川、大学が千葉だったため、実はあんまり純粋な東京都民を知りません。
大阪府民の県民性
今度は現在住んでいる大阪府の県民性を調べてみると、
フレンドリー、陽気、新しいもの好き、上昇志向が強い、バイタリティがある
うーん、これもいまいちピンとこないんですよね。
フレンドリーで陽気なイメージはお笑い芸人とかからきているのでしょうね。
新しいもの好きは商人の町だったからその血を引き継いでるとかそんなとこでしょう。
でもよく考えたら、大阪も東京と同じで生粋の大阪人より地方出身者が多いんですよ。
だから型にはめたようなイメージが当てはまるわけはないんですね。
一応、せっかくなので私が感じた東京との違いを語っておくと、
- キャッチが東京に比べてしつこくない
- 電車が東京に比べて混雑していないためか、電車内のトラブルが少ない
- 話が長い人が多い
話が長いのはおしゃべり好きなんでしょうね。そういう意味ではフレンドリーとか陽気は当たっているかもしれません。
東京都民が思う県民性議論
私はあまり県民性議論が好きではありません。
それは県民性議論がしばしば狭い地域の中で隣接した県よりも自分の県が優れているという主張の場になりやすいからです。
隣接した県同士、国同士というのはどうしても対立した関係になることが多いので、県民性議論がそのような対立構図に利用されるのはある程度仕方ないことなんですが、首都に住む人間としては対立する相手が特にいないので、あまり話しのネタにならないんです。
こんな言い方すれば批判されるでしょうが、東京よりもうちの県のほうがすごいぞ!とわざわざアピールしてくる人はいないんですよ。
そうなると東京都民は県民性の話題に一緒になって盛り上がれないので、面白みがないんですよね。
東京都内の戦い
もはや県民性の話でもなんでもないのですが、そんな東京都民が思いっきり戦える場が東京都内の戦いです。
言ってみれば、決勝トーナメントみたいなものなんですが(また都民以外に怒られる)、当然都内にも序列はあります。
特に都内の序列でよく話題にあがるのが東京23区内の序列です。
足立区、荒川区、練馬区あたりは大体こういう格付けではかわいそうな扱いを受けるのが定番です。
逆に世田谷区より上にも港区、新宿区、渋谷区、品川区あたりが君臨してくるのです。
もうこのあたりになってくるとただの札束の殴り合いみたいかんじになってきて何も面白くないんですけどね。