職場改善活動というしょうもない活動をいつまで続けるつもりなのか?
こんばんは、にこりっち9です。
みなさん、職場改善活動って知ってますか?
「職場改善活動」でググると結構ヒットするからわりとやっているところは多い気がします。
要は自分の所属しているグループで困ってることとか非効率なことを改善していこうっていうチーム活動なんですけど、これがまたどーしようもなく不毛な活動なんですよ。
大抵こういう活動って若手がリーダーに任命されてやらされるんですけど、今回私の番が回ってきた怒りで書いています。
職場改善活動とは?
まず私の会社でやっている職場改善活動は冒頭に書いた通り、グループで困っていること、非効率なことを改善していこうという活動です。
半期ごとにテーマとリーダーを決めてマネージャーグループごとの小集団で活動をしていきます。
リーダーは毎月進捗状況を資料にまとめて提出したり、進捗を会議で発表したりとクソめんどくさい仕事がいっぱいです。
当然リーダーなんて誰もやりたがりませんし、普段の仕事が忙しいから改善活動自体に積極的に参加してくれる人なんてほとんどいません。
そう、マネージャーを除いて
マネージャーがなんでこんな活動にやる気を出しているかって?
マネージャーは職場改善活動の成果がボーナスに影響するんですよ。
そりゃ、やれってうるさく言いますよね。
結局、私たち平社員はマネージャーのボーナスを上げるために頑張っているだけです。
改善活動を頑張った本人達にはなんの恩恵もありません。
二言目には定量的な目標を出せと言われる
それでも本当に何かが改善されるならまだやってもいいと思いますよ。
でもね、改善活動の目標は必ず定量的な目標が必要になってくるんですよ。
二言目には必ず定量的な目標を出せってね。
こうなると定量的に結果が評価しづらい改善テーマは取り組みづらいから、評価しやすいテーマに変えたほうが楽になります。
結果的に本当にやりたかったことはできずに結果が見えやすいテーマに走りがちなんですよ。
さらに考えることはみんな一緒なんで同じようなテーマばっかり出てきます。
勉強会何回開催したとか、スキルマップ作って目標レベルまで達成したとか、何時間作業を短縮したとかね。
人事評価でも必ず定量的な指標が求められますが、要は評価する側が判断しやすいだけです。
不必要な活動を廃止にするためには根拠が求められる
無駄をなくせとか非効率なことを改善していこうとか言うわりには無駄な会議をやめようとか無駄な資料を作成するのはやめようって提案すると、大抵根拠を示せと言います。
こういう場合、まともに根拠を示しても相手の固定観念を覆すことは難しいので、受け入れられることはないと思った方がいいです。
不思議ですよね。
改善のために新しく何かを始めるときは完璧な根拠がなくてもとりあえずやってみろって感じになることが多いです。
その活動が全くの時間の無駄になるかもしれないのに。
しかし、これまでやってきたことをやめようと言い出すと途端に完璧な根拠を求めだします。
これまでやってきたことが本当に必要なことなのかわからないのに。
なぜ新しく始めるときと同じ感覚でとりあえずやめてみようとならないのでしょうか?
もし、やめてみて仕事がうまく回らないとわかれば再開すればいいだけの話だと思います。
まとめ
古くからの企業に勤める社員にはいまだにこういう古臭い考えを持つ人が多いです。
幹部クラスはいまだに休日にゴルフの付き合いができない奴は何をやってもダメみたいに言ってますからね。
もはや違う生き物レベルで考え方が違うような気がするので、まともに意見を交わしてもわかり合えないんじゃないかなぁと思いました。