パワハラサイコパス上司との上手な付き合い方とは
猫野きなこさんのパワハラについての記事を読ませて頂きました。
パワハラされやすい人、されにくい人の特徴、実際にパワハラされたときの対策などが非常にわかりやすくまとめられています。
マンガの上司がいかにもパワハラしそうな顔をしてるのにもニヤッとしました。
実は去年までの私の上司もいわゆるパワハラ上司だったので、この記事を読みながら何度もあるある~って共感できました。
しかし、私の上司はいわゆるパワハラ上司でしたが、パワハラを超越したサイコパス上司でもあったのです!
さて、今回はパワハラサイコパス上司との上手い付き合い方を伝授します!
サイコパス上司とは?
サイコパス上司といってもいろいろなタイプがいるでしょう。
まずはサイコパスの特徴を整理していきましょう。
- 無責任
- 自分の非を認めない
- 衝動的な行動が多い
- 他人に対して冷淡
- 自己中心的で自分に自信がある
- 感情が希薄
- 平気でうそをつく
- 良心の呵責、罪悪感が欠けている
私のサイコパス上司はこれらの特徴のほとんどが当てはまっていました。
しかし、サイコパスといえば冷淡な一方で仕事はできるというイメージもありますが、私の上司はお世辞にも仕事ができるタイプではありませんでした。
私が実際に受けたパワハラ発言の数々
私は社会人3年目のときにサイコパス上司のもとに異動してきました。
異動してすぐにサイコパスかつパワハラ全開の上司は私を目の前にこんな発言をしました。
なんだよーもっと優秀なベテランが欲しかったよー
うーん、やばいところにきちゃったな。これが第一印象。
私は期限付きの出向という立場だったんですが、サイコパス上司に「いつまで大阪にいるの?」と聞かれたので「一応2年間と聞いてます」と答えたところ、
は?2年で帰れると思ってんの?そんな甘い考えのやつに重要な仕事は任せられねーな!
おぉ…もうだめだ、こいつはまともじゃねーよ。
配属されて約1ヵ月足らずで自分の上司がサイコパスであることに気づいてしまったんです。
もうパワハラ発言とネタ発言が山ほどありすぎて、それだけ書いてても1記事書けちゃうくらいなんですが、本筋ではないのでこのぐらいにしておきましょう。
サイコパス上司には真っ向勝負が通用しない
私の後に配属された人からの相談がいまだに印象に残っています。
これから上司の発言は全部ボイスレコーダーで録音したほうがいいですかね?
なぜ印象に残っているかって?それは私も全く同じことをやろうとしたからです。
自分の発言に責任を持たないうえに絶対に自分の非を認めないため、都合が悪くなるとそんなことは言っていないの一点張りになるからです。
しかし、私はその相談にこう回答しました。
やめたほうがいいですよ。あの人は証拠を突き付けても言い訳して逃げるだけ。むしろ逆上するからかえって状況は悪くなります。
そう、サイコパス相手に真っ向勝負は通用しないのです。
猫野きなこさんの記事の加藤くんは正論と強気な姿勢を貫き通すことで、パワハラ上司のほうが疲れてしまって、結果的にパワハラを回避できていました。
一般的なパワハラ上司であればこれで十分撃退できるのでしょう。
しかし、サイコパス上司のようにまったく精神攻撃が通らない相手もいるんです!
彼らは鉄のメンタルをもっているのか、こちらの強気の姿勢には一切意に介さないのです。
そうすると戦う分だけ自分のHPが削られるだけなので、無駄な努力はやめようと思うわけです。
サイコパス上司のご機嫌をとるには
そんな、絶対に倒せないラスボスのような存在のサイコパス上司ですが、実はご機嫌をとるのは結構簡単です。
サイコパスは成果主義な人物が多いので、自分の成果に利用できることはすんなりと受け入れてくれます。
つまり、サイコパス上司の成果につながるようなことができれば、サイコパス上司もご機嫌になるのです。
とはいっても新人や若手のうちに業績をアップさせたり、難しい仕事を完遂させるなんてことは滅多にできませんよね。
でも大丈夫、そんな立派なことができなくても私がやってみて喜ばれたことを紹介します。
- 上司への説明にわかりやすい資料を作成してみる
- 上司が行っている取り組みを真似て対外的にアピールする
- 些細な事でもいいから詳しくなって上司に貸しをつくる
上司への説明は口頭や文書になることが多いですが、ちょっと複雑なことを説明する場合は資料をつくってみるといいかもしれません。
サイコパス上司がさらに上の上司に向けて報告する必要がある場合などに有効です。
これは普通のことですが、上司が行っている良い取り組みを真似るのもいいでしょう。
それを見た第3者が評価をすれば、サイコパス上司の評価も上がるはずです。
まとめ
とはいえ、サイコパス上司のご機嫌をとるのはシャクだし疲れます。
ご機嫌なうちはいいですが、常に地雷を踏まないかびくびくしながら仕事をするのは精神衛生上よくないです。
猫野きなこさんの結論にあるようにメンタルが削られすぎて鬱病になってしまう前に早め逃げだすことも重要だと思います。
私はサイコパス上司と戦っている間はなんとか鬱病にならずにすみましたが、サイコパス上司から離れた途端に今まで我慢していた心労が堰を切ったように押し寄せて、一時は神経症に悩みました。
そのときの神経症の体験談は過去の記事に掲載しています。
最終的に締まらないまとめになりましたが、転職を考えずにこれからも同じ会社で働いていくつもりであれば、サイコパス上司のご機嫌をとりつつ、裏で部署異動のための準備や相談を進めていくのが一番いいと思います。